セレック 内面の適合 模型製作

患者さまから、よく
「セレックのスキャニング(光学印象)と普通の粘土みたいな型どりと、どっちがいいんですか?」
という質問をいただきます。

 

一般的には

 

・型どりの精密さ   光学印象≒精密印象(シリコーンなど)
※印象(型)や石膏模型の変形などのエラーがない場合

 

・型どりのつらさ   光学印象は嘔吐反射(気持ち悪くなること)を起こしません

 

・型どり後の製作期間   光学印象のほうが短縮されます

 

といわれており、
口腔内スキャニング(光学印象)の方が良さそうですが、
口腔内スキャニングでは不可能であるが、従来の型どりで可能なこともあります。

 

口腔内スキャニングでできないことは、

・スキャンする歯の形態や長さ、深さ、色によっては光の乱反射により撮影が難しい

・セラミックを模型に戻しての、適合や形態の確認ができない

 

当歯科医院では、時と場合により
口腔内スキャニングと精密印象の両方を使い分け、より精度の高い治療に努めております。
口腔内スキャンで製作したセラミックを従来の型どりで製作した模型に戻しています。