歯ぎしり マウスピース TCH

2018年2月13日に 詰め物の破損について投稿いたしましたが、

白いつめもの 破損について

 

 

上下の歯の過度の接触は その他にも様々なトラブルを引き起こします。

 

歯がしみる
歯茎が下がった
噛んだ時に痛む

歯がかける
歯がすり減る
歯にひびが入った
歯の根が折れる

詰め物が割れる、取れる

歯周病が急速に進行する

顎の骨が出っ張る

顎関節症

肩こり、頭痛がある

などに多くあてはまると要注意です。

 

 

 

 

それでは、この 歯の接触 に
どのように対処したらよいのでしょう?

 

 

日中(起きている間)と夜間(睡眠時)で分けて考えます。

 

 

1.日中(起きている間)

日中の歯の接触を
TCH(tooth contacting habit) 訳:歯の接触する癖
と呼びます。

本来は、

唇は閉じていて、 「上下の歯はどこも接触していない」 状態が理想的です。
上下の歯の接触は、会話時や食事時に発生しますが、合計しても1日で20分以下とのことです。

TCHは
それ以外の時間に無意識に上下の歯が接触している癖です。
ですから、
「気づき」により、歯を接触させないようにします。
目につくところに張り紙や目印を貼ったり、パソコンのデスクトップやスマホの待ち受けに目印を設定します。

ご自身でTCHがあることを理解・自覚してうまく付き合うことが効果的です。

 

 

2.夜間(寝ている間)

夜間の歯の接触は
歯ぎしり として指摘されたり、自覚することが多いかと思われます。
ただし、音のしない 噛みしめ 食いしばり のタイプの接触もあるので注意が必要です。

まずは、頭を低くしてリラックスして寝ることですが、それでも意識してコントロールすることはできません。
ですから、
マウスピースを使用して歯や歯周組織を過度の力から守ることが必要なのです。